様々な用事の合間を縫っては、
料理の本を読みます。
子供の頃から本を眺めては料理を想像するのが大好きでした。
そして、その料理が食べられたらなんていいだろう!とも。
母は料理に深い興味を持つ人ではなかったので、
本のような料理が出てくることはありませんでしたが。
そして私もその血を引いたのか、
料理が苦痛で逃げ出したい!程の味覚音痴でしたが、
紆余曲折を経て、
最近になってようやく楽しめるように。
料理の本もじっくり楽しめるようになりました。
最近はコノフミコさんの本が大変好きで、
いつも持ち歩いています。
この方の料理は、
作ってみるととても楽しいのです。
自分と対話するような
そんな空気が生まれて、
とにかく手をかけて、
でもそっと見守ってという、
一見真逆な方向性にみえるようでも
実は寄り添っている、
そんな料理ばかりなのです。
慈しみを持って食材に向き合う姿勢のコノさんの料理は、
どんな味なのだろうと、
またもや妄想に駆り立てられる今宵です。