美しい余韻を残すのは、美しいチョコレート。そう、美しいチョコレートを目指す私たち。美しいって何でしょう。其々にとって、其々の答えがあるのでしょうが、私にとっての美しさは、心が解放される美味しさを兼ね備えたものです。それは […]
4月18日(木)から21日(日)の昼膳
山桜の花も終わりを迎え、風が吹くと山の上から、舞い落ちる花びらたち。穏やかな日差しの中を、ひらひらと遊び戯れる様は、何よりの歓び。その瞬間に想いは生まれて、すぐに過去となっていく。過去になりさがった想いは、地に落ちた花び […]
4月11日(木)から14日(日)の昼膳
3月で18歳になった息子が、知り合いの仕事場でバイトをすることになり、一ヶ月弱、住み込みで京都に行っていました。日曜日に戻ってきた彼は、とても元気で、しかもちょっと太っていました。仕事場での話、生活の話などなど、土産話の […]
4月4日(木)から7日(日)の昼膳
ようやく筍が出回り始めました。今年は猪にやられているようで、不穫だそうです。小さな筍に包丁を入れて茹で、冷めてから皮を剥くと、まあ小さいこと!やわらかくて薫りも豊かです。食べきれないほど頂いていた10年ほど前が、懐かしい […]
3月28日・30日・31日の昼膳
昨年、裏の工房を建てるために、ユンボで土地をならし、U字溝を設置しました。その場所に、今年はなんとレンゲの花が咲きました。小さな小さな美しい花。可憐なひたむきさに、心奪われます。大きかろうと、小さかろうと、必死に生きる様 […]
3月21日(木)から24日(日)
庭のさくらんぼの木が、桜の花をつけ、夜には月明かりのもと、蛙の声が響く田圃。そう、春ですね。子供達が山際のスミレを集めてきます。「咲いてる場所が違うから、全部色が違うんだよ」と教えてくれました。ついでに「スミレのゼリーを […]
3月14日から3月17日の昼膳
母に会いに、1人東京へ。母と言えど、夫の母である。これ程ステキな女性はいない。明るく、優しく、強い。夫と喧嘩はしても、母に腹を立てることは一度もない。94歳になるおばあちゃんと3人でお夕飯。夜はおばあちゃんの隣で、ゆっく […]
3月7日から10日の昼膳
身体を横たえて耳をすますと、雨音が聴こえる。静かな春の雨。空気も柔らかく、呼吸も穏やか。ふと、視界の先にある記憶が、さらりと流れ出す。時間は、流れとともに状況に変化をもたらす。望む、望まないなどの意思は関係ない。ただただ […]
2月28日から3月3日の昼膳
雨の降る水曜日。朝から仕事を淡々とこなす。書類作成、お菓子作り、打ち合わせ諸々。夕方には諸用で隣のおばあちゃんとドライブ。「あんたが引っ越してきて、12年かぁ。早いね〜」と。田舎に引っ越すと人との関わりも深くなり、それを […]
2月21日(木)から24日(日)の昼膳
春の風が吹き、鶯は枝を揺らし、梅の花は薫りを灯す。雪も終わりを告げ、春の到来です。山際には蕗の薹。天ぷらにすると香りがふわり。山際を散策すると、可愛らしい小さな芽の息吹を感じます。たしかに忙しい日々ではありますが、その一 […]