母に会いに、1人東京へ。母と言えど、夫の母である。これ程ステキな女性はいない。明るく、優しく、強い。夫と喧嘩はしても、母に腹を立てることは一度もない。94歳になるおばあちゃんと3人でお夕飯。夜はおばあちゃんの隣で、ゆっくりと眠る。おばあちゃんの寝息は、小さく可愛らしかった。ある人が言っていた。1番近くにいる人を大切にできてこそ、周りの人を大切にすることができるのだと。家族は、時に残酷で、時に至上の喜びを与え、何より自分を見つめる場となる。いいことばかりではない。苦しみを与えかねない密室でもある。家族とは。定義など全く無意味な、全てを包括する世界なのだろう。これまで、お母さんの生き方は、何よりの教えとなってきた。母は強し。
今週の昼膳
土鍋炊きの白飯
いりこ出汁のお味噌汁
青菜のおひたし
玉子豆腐
塩豚のスープ
季節のかき揚げ
飛龍頭の煮浸し
八頭の胡麻団子揚げ
ふろふき大根
お漬物二種
柚子とバニラビーンズのソルベ
友人の展覧会で代官山に。どこで会っても、人懐っこい彼の笑顔は、心を解してくれる。白井忠俊氏の作品より。