商品発送が終わり、
なんとか会計の雑務も終わり、
2015年もあと9日。
徐々に陣痛のような兆しが出てきています。
とは言え、窓から見える陽射しに照らされた山々や、
青空を見ていると、
ベッドでじっとしているのもなぁ、
なんて。
まだ時間があるのなら、
今年最後のマカロンを焼き、
仕上げてみることに。
今回はマカロンとなかなか心が通じ合わなくて、
振られてばかりの日々とはちょっと違う、
もっと相手に流れを任せた自由な感じ。
結果焼き上がりは、ほぼ完璧でした。
料理も人も動物も植物も、
みんな同じで、
それぞれに生きることを
そっとしておくことで、
あるいは触れないことでも、
認めあうことになるのかなぁなんて。
さて次は中に挟むガナッシュで仕上げ。
これまたうちのチョコレートだと
カカオバターを添加していないのと、
香りを残すために敢えて水分を残してあるのとで、
非常に扱いが難しい。
温度や混ぜ方1つで別物に。
使いこなしやすいように油分を加えたり、水分を飛ばしたりと素材自体を変える方法もありますが、
小さな光を見つけて手繰り寄せるべく、
どこかに抜け道があることを信じて。
私にしかできないマカロンとの対話を
形にして、
私にしか出せない味を。