11月22日(木)から25日(日)の昼膳

午前零時。雨音は続く。ひやりとした空気に包まれながらも、お布団の中が少しづつ温まっていくのが、なんとも心地いい。日付は変わったが、1日の出来事を思い出す。そう、今日も沢山のマカロンを焼いた。艶のある、美しい生地だったなと、1人笑顔になる。そして、ステキな本のことも思い出す。「あんこの本」という、何よりあんこ愛に富んだ本の作者が、次は京都の中華という本を出した。私もあんこが大好き。水っぽいあんこと、みずみずしいあんこは別物であると教えてくれたその本は、あんこ好きに拍車をかけた。そんな本を書いた方の本だもの。絶対いい、はず。そんな風に日常の楽しみを、ひとつひとつ選び重ね、暮らしを豊かにしたいと願う。ある人が言っていた。心を穏やかにするのに必死だと。私も同じなのかもしれない。波を穏やかにするために、自分に集中するのだろう。実は豊かな心の下では、たくさんの哀しみが支えてくれているのかもしれない。

今週の昼膳

土鍋炊きの白飯

いりこ出汁のお味噌汁

青菜のおひたし

玉子豆腐

里芋の揚げ餡掛け

春菊のかき揚げ

風呂吹き大根

塩豚のスープ

切り干し大根の胡麻酢和え

お漬物2種

柑橘のソルベ

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