今年2度目の九州

夏に父も一緒に九州へ行きました。

私にとっては人生のちょうど半分を過ごした土地。
父も人生の3分の1以上暮らしたところ。
その旅がきっかけとなって、九州で暮らしたいと父が言い出したのは、
千葉に戻ってきてから。
確かに空気が身体に馴染むのを実感したし、
父自身それほど体も心も敏感になっているのでしょう。
それなら9月より九州で暮らしてみたら?ダメなら直ぐに戻ってきてね、と再び父を九州へ送り出してきました。
2度目の九州は暮らす為の準備でバタバタ。
私が千葉に戻る日が近づくにつれて、なんだか不安そうな父でしたが、
用事の合間に父の若かりし頃に見慣れた久住の山へドライブへ行ったり。
どんな時も何かにチャレンジしてみるのは、いいことだと思います。
確かにその為にはエネルギーも覚悟も必要で、とても疲れることもあるけれど、違う視点を新たに持つことができます。
今回それが出来たのも、
介護保険というありがたい制度を使って、朝夕にはヘルパーさんも入って食事の用意等をしてくれるのと、近くに住む叔母夫婦が支えてくれる環境にも感謝ですね。
6日経って九州を離れ、途中兄夫婦の家で一泊させて貰いました。
久しぶりに会う2人の甥っ子たちが、幼い頃の兄に良く似ていて、子供の可愛さを実感しました。
世の中の子供達はみな愛されるべき存在なんだなと。
そして世の中のお母さんは本当によく踏ん張っているなあと。
仕事で忙しい兄の代わりに、一人で必死に子供達を育てている義理の姉の姿に、感謝の気持ちが湧いてきました。そんなお母さんのそばなら、2人ともいい子に育つ!と思いました。
今年はなんだか自分の育ってきたルーツを辿る時間のようです。
自分と向き合う。
と、食と向き合う。
子供の頃からの記憶が、食べ物のこととばかり直結していたり、
旅で感じることが、食を通してであったり。
食べることばかりだね、
と子供に言われてふと気づきました。
食べることは生きること。
優しい食事が大好きです。

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