秋の朝

ひんやりとした空気が、

布団の中にいても伝わってくるような朝。
窓の外からは
山から、野から、
いろんないきものたちの声が聞こえてくるのが
なんともいい。
その声たちが
気の小さい私を布団から引っ張りだしてくれるのです。
外に出ると
家の中のひんやりとした空気とは裏腹に、
太陽の温かい光が差し込み、
身体を芯から温めてくれます。
そして夜露を帯びた蜘蛛の巣は、
光を浴びてキラキラと光る。
そんな中、
ふと視線を感じて横を向くと、
ヤギのメイちゃんがジッーと見つめていました。
さあ仕事に戻ろう。

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