窓の外は、
冷たい空気が流れているんだ。
木々も枯れた草たちもざわめいている。
でも箱の中にいる私は、
太陽の光に温められて、
寒さなど微塵も感じない。
そんなぬくぬくした中で考えること。
仕事が終わったら投票に行こう。
世の中の戦争はちっとも減ることはなく、
むしろどんどん複雑化し、悲惨な世界が蔓延していく。
でも目をそむければ済んでしまう、今の日本の暮らし。
地獄の中で生きる人がいても、
自分の生活にのめり込むと、
忘れてしまう他人の現実。
箱の中の自分の世界から
木枯らし吹く外へ出て、
選挙にいこう。
自分の意思を伝えるために。