お店周辺の環境と建物

お店の建物の周りには田んぼが多くあります。
お店の敷地も元は田んぼでした。そのため、水はけは悪く湿度がとても高いのです。
田んぼとしては良い土地なのですが、建物には悪条件です。

建物の下はコンクリートで埋めていないので、土なのですが、土から湿気が上ってきます。
そうすると、床下はいつもジメジメです。それでは、建物の寿命が縮んでしまうので、床下の土に覆いをかぶせました。
また、床下の構造材にカビがびっしり生えてしまっていました。これだけジメジメだと仕方ないのです。
だから、構造材の見えている部分に柿渋を塗りました。柿渋は天然由来の防腐・防虫材です。

さらに、床下の環境改善のために、建物脇に暗渠を作ることにしました。
これはプロにお願いしました。途中までですけど。
水が建物の下に侵入しないように、ここにきたら、排水溝へ流れる仕組みです。これは完成ではなくて、これの上にまたきちんと砂利を敷かなくてはいけません。この作業は自分達で行います。

これだけやったお陰か、床下のジメジメは無くなり、かび臭さもなくなりました。

最後に季節の話を一つ。
すっかり寒くなった最近では、こおろぎの鳴き声も少なくなってきました。
静かな冬の到来を感じます。
しかし、冬といっても全く音がしないわけではありません。
冬の鳥達は元気にさえずりまわります。
こうして、一年中生き物の声を聞いていられるのはとても贅沢なことのような気がします。

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