高校生活の息子は毎日お弁当を持っていきます。
5月のある日、息子が言いました。「お昼ご飯を食べにいかずに、教室に残ってる寮生がいる。理由はわからないけれど、多分先輩との関係じゃないかな」と。
数日後に息子が「お腹が空いているのを相当我慢しているらしい。忘れ物も増えてきた」と言うのです。
なんとなく気になって次の日、おにぎりを2つ余計に持たせました。
息子は、まだ慣れない学校生活の中では話しかけづらかったようで、渡せずに自分で食べてきました。
今度はお弁当を2人分用意しました。
さすがにお弁当を2人分食べるのは気が引けたようで、渡してみたところ、全部食べてたとほっとしていました。
それから3ヶ月経ちましたが、息子は毎日同じお弁当箱を2人分リュックに詰めて学校へ出かけて行きます。
家庭の味それぞれなので、口に合わないこともあるだろうなと気になりつつも、毎回残さずにきれいに食べてくれるので、とてもありがたいですね。
そして私自身、お弁当に詰めるおかずと、その場で食するおかずでは視点が随分と違うことも、とても勉強になっています。
夜のお茶碗洗い担当の息子は、今日もせっせと2人分のお弁当箱を洗っています。
明日の昼膳
土鍋炊きの白飯
いりこ出汁のお味噌汁
青菜のおひたし
ぎせい豆腐
塩豚の煮物
茄子の煮浸し
ラタトゥイユ
玉子豆腐
季節のかき揚げ
お漬物2種
季節のゼリー
明日もよろしくお願いいたします。